髪や地肌に良いシャンプーとは

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髪や地肌に良いシャンプーとは

今のシャンプーが普及し始めたのは昭和30年代からです。平安時代の長い黒髪は、米のとぎ汁で洗っていたそうです。

 

椿油を塗ってツヤをだし、髪を傷めないように、寝返りをしないといった努力をしていたそうです。

 

また、江戸時代はフノリ(海藻)やうどん粉で洗髪していたそうです。

 

シャンプー剤が出回る前は、身体も髪も石鹸で洗っていました。
以前アメリカのグランドキャニオンに観光に行きました。岩だらけの山には、水が無く木も低く木陰がありません。

 

泡がでる葉っぱ

真夏の太陽が容赦なく照りつけてきます。そこに住むリスなどの動物は、身体をどうして洗うのかと聞きましたら、ある、小さな葉っぱがついている枝に案内されました。

 

葉の裏側をこすると、なんと、石鹸のような泡が出てきました。汚れた体を葉っぱにこすりつけ、泡で洗いおとしているのです。
まさに、天然のシャンプーです。シャンプーの材料として、界面活性剤をつかいますが、安全な植物性のものを選びたいものです。

 

最近では、たんぱく質を分解してできる成分、アミノ酸を原料にした物があります。アミノ酸とかグルタミン酸とか、表示されています。

 

弱酸性や両性の物を選ぶと、髪に負担が少ないです。地肌の油分を取りすぎない為、外部の刺激から、頭皮を守ります。

 

シャンプーは、水と界面活性剤に、どれだけ質の良い安全な物を使っているか、また、入っている成分の量により、値段が決まるとおもいます。
界面活性剤よりも大切な物はシャンプーに使われる水の純度です。

 

水には転写作用がありますから、基本の水が混じり気が多いとそこに高級な界面活性剤や、他の成分を入れても、精度が落ちてしまいます。

 

純度100%の水に近い精製水にするには、非常に高い設備投資が、かかります。ちなみに純度100%の水を飲んだ事はありませんか?

 

カナダのロッキー山脈の氷の割れ目から湧き出ている水がそうです。色は青みかかっていました。
飲んでみると、スッキリと飲み易くなにも味がありません。

 

山の水が美味しいと感じるのは水にビタミンやミネラルが入っているからなのですね。